文部科学省指定
学びの
多様化学校

高大連携授業

生徒の「知りたい!」が出発点。
SEISAならではの高校・大学が
連携した研究授業

星槎高等学校では生徒自身の「知りたい!」「やってみたい!」という興味・関心を大切にし、大学、専門学校、研究機関などSEISAグループ全体で生徒たちの学びをサポートしています。

顕微鏡を使って、ミクロの世界に存在する微生物を観察

「大貫谷公園 微生物発見・捕獲大作戦」の成果発表会

生徒の知りたい気持ちを星槎大学教授が応援

星槎高等学校がある横浜市旭区若葉台には豊かな緑地が広がり、多様な植物が生息しています。そこで、本校の生徒たちが「若葉台にどれほどの生態系が維持されているのか、顕微鏡で観察してみたい!」と発案。2016年には「大貫谷公園 微生物発見・捕獲大作戦」がスタートし、2017年仙台、2018年沖縄、2019年山梨、2021年新潟(オンライン)、2022年北海道、2023年静岡、2024年広島と環境微生物生態学会に参加しました。
生徒たちは、本校に隣接する大貫谷公園の土壌を採取し、プレパラートで観察を重ねましたが、微生物を観察することは難かしいことでした。そんな生徒たちを応援してくれたのが、星槎大学の森川和子特任教授です。その結果、生徒たちは多くの微生物の観察に成功し、2019 年には日本微生物生体学会第34回山梨大会(高校生ポスター部門)にて優秀賞を受賞することができました。

大貫谷公園の土壌を採取

わくわくしながら顕微鏡で観察

小さな世界にはセンチュウの姿!

観察の成果もしっかり記録

【自然との共生】について深く考える機会に

箱根野外実習では星槎大学と連携し、ジオパーク箱根の環境から、生命誕生の歴史を軸とした自然との共生を体験的に学びます。与えられたテーマに基づいた観察だけではなく、生徒の自らの力で主体的に観察を行い、考える力を養います。フィールドから実物を見て得られることは、講義や書物から得られる知識よりはるかに大きく共生の意味を実感できる良い機会となます。

箱根野外実習 / 箱根ジオパーク